エナ・デ・シルバの作品が見れる
スリランカのホテル
エナ・デ・シルバの作品は、スリランカのリゾートホテルに今でも彩りを添えています。まるで壁画のようなシナモン・ベントータビーチ(旧ベントータビーチホテル)のレセプションの天井から、モダン建築に有機的な曲線を添えるヘリタンス・アフンガッラ(旧トライトンホテル)の主張しすぎないゼブラ柄のソファーカバー。 スリランカ旅行の際には是非探してみてください。
シナモン・ベントータビーチ
https://www.cinnamonhotels.com/cinnamon-bentota-beach
ベントータビーチホテルとしてスリランカの南西海外リゾート地にオープンした、ジェフリー・バワによるデザインの5つ星ホテル。開業50周年を記念し、2017年から2019年にかけて大規模な改修工事が行われました。ホテルのアイコンとも呼べる、エントランスの天井を飾るエナ・デ・シルバによるバティックも、アルウィハーレ・ヘリテージ・センターによる協力の元、新しくなりました。
ヘリタンス・カンダラマ
https://www.heritancehotels.com/kandalama/
世界遺産シギリヤに近い緑濃い森の中、鳥たちの囁きと湖の煌めきに囲まれ、ひんやりとした岩肌が独特の雰囲気を醸し出す、ジェフリー・バワによる建築のリゾートホテルです。共有スペースに飾られたエナ・デ・シルバのバティックは、オープン当初と異なり、作品は切断され、現在はコラージュの様相となっています。
ヘリタンス・アフンガッラ
https://www.heritancehotels.com/ahungalla/
ギリシャ神話に登場する海神の名を冠したトライトン・ホテルという名前で親しまれてきたジェフリー・バワによる建築のホテルです。エナ・デ・シルバはトライトン・コレクションと呼ばれる黒と白を基調としたバティック作品をデザインしました。レセプションのゼブラ柄のソファーカバーや、メインダイニングの天井など、作品は健在です。
ジェットウィング・ライトハウス
https://www.jetwinghotels.com/jetwinglighthouse/
植民地時代の面影が残る南西部の街、世界遺産ゴール要塞都市にほど近い、インド洋を豊かに望む5つ星ホテルです。やはりジェフリー・バワによるデザインのホテルで、エナ・デ・シルバのバティックが趣のあるバーの天井を飾ります。メインダイニングの天井にも、幾何学模様のカラフルなバティック作品を見ることができます。
ルヌガンガ
https://www.teardrop-hotels.com/lunuganga/
ジェフリー・バワが築いた理想郷とも呼ばれるルヌガンガ庭園は、宿泊も可能なブティックホテルとなっています。ゲートハウスのゲストルームにはチョウチョとカエルのバティック作品が残されています。2019年には庭園内に、バワ建築として評価の高い、コロンボにあったエナ・デ・シルバ邸が移築され、こちらにも宿泊することができます。
ナンバーイレブン
https://geoffreybawa.com/number-11
スリランカの首都コロンボに位置するジェフリー・バワの邸宅。1日1組限定で宿泊ができるほか、邸宅ツアーも開催されています。入口を入ると目に飛び込んでくるエナ・デ・シルバによる「サンバースト」は、この家のために最初にデザインされました。ガレージには「ツリー・オブ・ライフ」も飾られています。
トリンコブル・バイ・シナモン
https://www.cinnamonhotels.com/trinco-blu-by-cinnamon
1970年代に北東部の港町トリンコマリーのビーチリゾートにオープンした歴史あるデラックスホテルです。2010年にバワの弟子であるチャンナ・ダスワッテにより改修工事が行われ、新たにエナ・デ・シルバによるデザインのバティックが装飾に起用されました。ロビーや客室には、美しい北東海岸の海の色を映し取ったような、青を基調としたバティック作品を見ることができます。
アナンタラ・カルタラ
https://www.anantara.com/kalutara/
スリランカの首都コロンボから車でわずか1時間。「黒い川」を意味するカルガンガとインド洋に囲まれた、静かな浜辺と南国の景色が楽しめるリゾートホテルです。ジェフリー・バワが設計の基本構想を立て、その後、チャンナ・ダスワッテにより2016年に完成。エナ・デ・シルバによるデザインの巨大なバナーがホテルを彩ります。